文明の内なる衝突

テロ後の世界を考える

大澤真幸 2002 NHKブックス

コミュニタリアン、普遍的形式主義、多文化主義の三幅対の検討から始め、911テロが文明の内的かつ外的な衝突であるとする。イスラームと資本主義を分析し、新たな解決法を模索する。その結論は、羞恥と贈与、そして赦すことである。

確かに赦すことは、自分も相手も変えることである。それは難しい。しかし、一つの方法として、可能性としてそれを持つことは必要であろう。

残念なのは、資本主義の経済的認識が柄谷行人を基礎にしていることである。利潤は差異から生まれるのではない。構造から生まれるのだ。その弱点を克服しなければならない。


Sun Jul 06 00:34:50 2003


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